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幼小受験にかかる費用や入学後の学費はどのくらい? 保育士ナニーが詳しくご紹介!

2025.06.19
  • 子育て知識
  • 教育

「子どもにとって良い環境の幼稚園に入園させたい」「子どもの個性に合う校風の小学校に通わせたい」などの想いから、私立幼稚園・私立小学校の受験を検討されている保護者の方も多いのではないでしょうか。

その際に、やはり気になるのが受験費用や入園・入学後の学費についてですね。また共働きのご家庭では、「受験のためのお教室、入園・入学後の幼稚園や小学校の送り迎えは誰がするのか?」などの問題もでてくるでしょう。

今回は、私立幼稚園・私立小学校の受験を検討されている保護者の方々に向けて、実際にどのくらいの学費が必要なのか、また受験にかかる費用などを、幼稚園・小学校ごとに詳しくご紹介します。

そして知っておくべき「目に見えない教育費」についても解説しています。

さらに、受験準備中や入園・入学後のご家庭に向けて、ポピンズのナニーがお子さま一人ひとりに寄り添ったサポートを行っていることをご存じでしょうか?

共働きのご家庭でも、ポピンズのナニーがいれば安心して受験や入学後の生活を過ごすことができるでしょう。

私立幼稚園の学費の相場は?

まずは、お受験後にめでたく合格して入園した後の私立幼稚園の学費について見ていきます。お受験校といわれる私立幼稚園の初年度納入金額は、入学金が14万円から35万円程度、保育料が年間40万から70万円程度が相場です。それに加え、施設維持費や後援会費などが加わり、総額80万円から105万円程度といったところです。

園によってかなりの差がありますので、ご家庭で希望される幼稚園の具体的な納入金額を確認しておきましょう。

私立小学校の学費の相場は?

私立小学校の初年度納入金額は、入学金が20万円から40万程度、授業料が年間45万円から94万円程度が相場です。小学校では、設備費以外に給食費や教材費がかかるところもあり、総額95万円から160万円程度になるでしょう。

私立小学校も、2年生以降に修学旅行などの行事費用がまた別で徴収される学校もあるため、ご希望されている小学校の具体的な納入金を確認しておくことをお勧めします。

受験にかかる費用あれこれ

私立幼稚園・私立小学校の受験を決めたら、受験にかかる費用がどれくらいなのかを、ざっくりとでも把握しておくと安心です。

私立幼稚園のお受験にかかる費用

幼稚園受験のために、幼児教室に通うご家庭も多いでしょう。幼児教室の費用も、内容によって様々です。

相場としては、年間45万円から75万円程度といえるでしょう。

私立小学校のお受験にかかる費用

小学校受験では年中クラスの時期から準備を始めるご家庭も少なくありません。幼稚園受験よりも準備期間が長いということもあり、お受験にかかる費用も高くなります。

年中クラスの時期では年間25万程度、年長クラスでは100万円から150万円といわれています。

個人経営の幼児教室から大手企業の幼児教室まで、費用設定は様々です。気になる幼児教室があれば、問い合わせて確認してみるのがよいでしょう。

習い事の費用

私立の小学校受験となると、受験本番前に幼児教室以外の習い事に通うご家庭も多いでしょう。

体操教室は月額1万5000円程度、絵画教室なら月額2万5000円程度が相場です。

見落としがちな「目に見えない教育費」

ここまで、お受験に関わる費用や入園・入学後の学費などの教育費についてお話してきました。これに加えて「家庭内でのお子さまの環境を整えるための費用」というものがあるのをご存じでしょうか?

お子さまが安全安心に生活できるための環境づくり、幼児教室や習い事の送迎、日常生活においての基本的なマナーや言葉遣い、などをしっかり行うための費用です。

実は、こういった家庭内でのお子さまの日常的な行動が、学校として一番知りたいポイントなのです。

これらは、一見「費用」としてイメージしにくい部分です。

しかし忙しいご家庭では、なかなかお子さまの環境づくりに手が回らず、生活面をしっかりとサポートできる家庭教師や、マナーや言葉遣いを指導してくれるキッズマナー講師などに依頼することが多くなってしまうものです。

そういった「目に見えない教育費」があることも心に留めておくと、よいかもしれません。

ポピンズナニーは教育ベビーシッターというサポート役

ポピンズのナニーは、通常のベビーシッターとしてお子さまの身の回りのお世話を行うのはもちろん、ご家庭の教育面のサポートも行う「教育ベビーシッター」です。お受験のための幼児教室や習い事の送迎や参観、お世話の時間にプラスして家庭教師としてもサポートすることが可能です。

入園・入学後も忙しいご家庭のサポート役として、幼稚園や小学校の送り迎えから、ご要望があれば保護者の代理参観も行っています。

お子さまにとっての良いお手本

ポピンズのナニーは、ご家庭でお子さまのお世話を行うにあたり、マナーを大切にしています。美しい日本語と丁寧な言葉遣い、笑顔でのごあいさつや信頼感の伝わる立ち居振る舞いなど、しっかりとした研修を受けています。

そのため、ポピンズナニーが日常的にこのようなマナーを大切にしながらお世話を行うことで、自然とお子さまにも身についていくのです。

お子さまと接しているからこそできるお手伝い

ポピンズのナニーは、教育シッターとしてお子さまのお世話を行っているため、受験に関しても保護者様へしっかりサポートすることができます。

例えば、幼児教室や習い事へのお迎えでは、講師の方からのフィードバックを正確に理解して保護者様にお伝えすることができます。また、保護者様の代理として参観へ伺った際は、普段のお子さまを知っているナニーだからこその視点で、保護者様へのフィードバックを行います。

共働きのご家庭も安心

この記事を読んでいる保護者様の中には、共働きのご家庭も多くいらっしゃるでしょう。

もし、「共働きだから、お受験は難しいかもしれない」とあきらめているご家庭がありましたら、ぜひポピンズのナニーを活用しながらお受験をするという方法も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか

ポピンズナニーのご利用を受験費用として考えることも、ご家庭の様々な負担を減らしつつ、お子さまの日常的なマナーを身につけるための良いアイデアですね。

まとめ

今回は、私立幼稚園・私立小学校受験にまつわる様々な費用について詳しくご紹介しました。

学費や受験準備費用は、各ご家庭の選択によって本当に様々です。お受験をするための幼児教室や習い事も大切ですが、同じくらいご家庭でのお子さまの生活環境を整えることも大切だということを、心に留めておくとよいかもしれません。

幼稚園や小学校受験は、お子さまの年齢が小さいため、何をするにしても大人が付き添う必要があります。

忙しいご家庭は、ぜひ教育ベビーシッターとして頼れるナニーのご利用を検討してみてはいかがでしょうか。

ナニーとしてお子様の受験サポートをしたいというかたは、ぜひこちらもご覧ください→

この記事を書いた人

五島 由紀子
保育・教育関係に携わって15年以上。保育園施設の管理職を経て、2022年よりフリーランス保育士として活動開始。 保育士免許・幼稚園教諭二種免許・子育て支援教育カウンセラー資格・キッズマナー講師資格取得。ポピンズナニーの経験を活かした保育・教育特化ライター。 現在は、保育に携わりつつ、心理カウンセラーとしてSNS相談サイトや心理カウンセリングサイトでのカウンセラー業務を行っている。趣味はベリーダンス。産業カウンセラー資格取得に向けて勉強中。

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