いつもの公園遊びをもっと楽しく!公園遊びを面白くするアイディア集【3~6歳児】
- ナニー
- ベビーシッター
- 保育士
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思い切り外遊びが楽しめる季節がやってきました。せっかくのこの機会を活かして、お子さまと一緒にたっぷりと体を動かし、思いっきり楽しみたいですね。
今回は、公園遊びをより楽しくするためのアイディアをご紹介します。ぜひお子さまと一緒に、外遊びの時間を思いっきり満喫してください!
contents
1. いつものお出かけを特別気分に!~出発前編~
ご自宅での出発前の時間にひと工夫することで、公園へのお出かけの時間をよりワクワクするものにするアイディアをご紹介します。
家にあるもので作る手作りお弁当
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お子さまにお弁当作りをお願いしてみませんか?お菓子の空き箱を使ってお弁当箱を作り、折り紙や新聞紙で食材に見立てたお弁当を完成させます。「これはおにぎり、これはハンバーグ!」などと想像力を働かせながら、お弁当を作ってピクニック気分でお出かけ!
完成したお弁当を公園に持っていけば、さらに楽しみが広がります。会話の中で「次はどんなお弁当を作りたい?」と尋ねることで、お子さまの想像力や食への興味が育まれるでしょう。また、手先を使う作業は、集中力や創造力の向上にも役立ちます。
2. さあ、探検に出かけよう!~自然との触れ合い編~
公園遊びといえば、ブランコや滑り台、砂場などが定番ですが、自然と触れ合う時間もお子さまにとってとても大切な体験です。砂、土、水、草花など、身近な自然に触れることで、探求心や美的感性、創意工夫の力を育てましょう。
いちばん大きい葉っぱを見つけるのだ〜れだ選手権
公園に落ちている葉っぱの中から、いちばん大きい葉っぱを見つける競争をしてみましょう!自然に触れることで、探す楽しさや興味が湧いてきます。次に「いちばんきれいな色の葉っぱ」や「つるつるした石」など、さまざまなお題を設定するのもおすすめです。
自然の多様さに触れ、「この葉っぱ、大きいね!」「この石、すべすべしている!」などの会話も広がります。お子さまが発見したものに対して一緒に驚き、喜びを分かち合うことで、自然への関心がさらに深まります。
葉っぱや石で顔や動物を作ろう!
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公園で集めた葉っぱや石を使って、地面に顔や動物の形を描いてみましょう。例えば、葉っぱをちぎって髪の毛に見立てたり、石を目や鼻に見立てて顔を作ったりと、自然の素材を使って自由に作品を作ることで、想像力が刺激されます。手先を使って細かい作業を行うことで、集中力や細部への注意力も養われます。
さらに、作品が完成したときの達成感や喜びを共有する時間も、親子の絆を深める貴重な機会です。「次は何を作ろうか?」といった会話も楽しめるので、作品作りが終わった後も遊びがどんどん広がります。
なんでもひっぱり相撲
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昔懐かしい「オオバコの引っ張り相撲」、知っている方も多いと思います。オオバコの茎を2本クロスさせ、それぞれ引っ張り合うシンプルな遊びです。
公園にオオバコがない場合でも大丈夫! 近くにある他の植物の茎や、ちぎった葉っぱ、細い木の枝などを使って挑戦してみましょう。何でも引っ張り相撲にできるので、さまざまな自然素材を利用して楽しむことができます。
シンプルな遊びながらも、力加減やタイミングが重要です。引っ張ったりちぎったりすることで手先を動かし、集中力を養います。また、競い合う楽しさや勝負のドキドキ感を通して、遊びの中でコミュニケーションも深まります。子どもたちが「どの茎が強いかな?」と考え、工夫しながら遊ぶことで、学びの機会にもなります。
3. ちょっとした工夫で楽しさアップ ~身近な道具編~
公園遊びに少しの工夫を加えるだけで、いつもの遊びがさらに楽しく、クリエイティブな時間に変わります!
ペットボトルと野菜ネットで作る「シャボン玉マシーン」
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シャボン玉が大好きなお子さまにぴったり!ペットボトルと野菜ネットを使ってシャボン玉マシーンを作りましょう。
【作り方】
1. ペットボトルを半分に切り、飲み口側を使います。
2. 飲み口側に、野菜が入っていたネットをテープでしっかり固定します。
3. ネット部分をシャボン玉液に浸してから、飲み口から「ふぅーーー!」と息を吹くと、大量のシャボン玉が一気に出てきます!
この方法なら、ストローを使うよりも吸い込みにくいので、小さなお子さまでも安全に楽しめます。自分で何かを作り出す楽しさも味わえるでしょう!
他にも、手芸モールを曲げてオリジナルのシャボン玉ストローを作ってみたり、うちわの紙部分を剥がして変わった形のものを作れば、また違った形のシャボン玉を作ることもできます。
また、市販のシャボン玉液に絵の具を加えれば、色のついたシャボン玉を作ることも可能です。「もっと大きなシャボン玉を作るにはどうしたらいいかな?」といった新しい疑問や興味を持ったら、ぜひチャレンジをしてみてください!
砂場で宝探しゲーム
ピンポン玉や小さなおもちゃを砂場に隠して宝探しゲームをしてみましょう! お子さまは手で砂を掘り進め、隠された「宝物」を見つける喜びを体験できます。この遊びは、探す楽しさと発見の喜びを同時に味わえるので、夢中になって遊べます。
【注意点】
他の子どもが砂場で遊んでいるときには、誤飲のリスクに注意が必要です。小さなおもちゃを誤って飲み込まないように、できるだけ大きめのアイテムを使うようにしましょう。また、宝物が見つからなかったときの悲しみを防ぐためにも、無くしても問題のない石や木の実などを宝物として使うことをおすすめします。
安全に配慮しながら、砂場での宝探しゲームを思いっきり楽しんでください!
4. 自然との触れ合いの思い出をアルバムに~帰宅後編~
公園から帰ったら、自然との触れ合いを記録してみましょう。楽しかった時間を振り返りながら、手作りの作品を作ることで、さらに思い出が深まります。
ペタペタ葉っぱスタンプ
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集めてきた葉っぱや花びらをそのまま持ち帰ると、枯れてしまうことが心配ですよね。そんな時は、葉っぱスタンプのアート作品を作りましょう。
【準備するもの】
・木や草の葉
・画用紙や厚紙
・絵の具
・筆とパレット
【作り方】
1、葉っぱの裏側の汚れを拭き取ります。(乾燥していると割れてしまうため、落ち葉を使う時は注意しましょう。)
2、小さな葉っぱや細長い葉は、葉脈が見えやすい面に木工用ボンドを塗り、厚紙に貼ります。厚紙の端は持ちやすい様に1cmほど折り返しておきます。
3、葉っぱ全体に絵の具を薄く塗り、画用紙に押し付けてしっかりこすります。
日付や出来事を書き加えて、絵日記のように仕上げるのもおすすめです。また、野菜の切り口などを使ってスタンプをすることで、さらに多彩なアートが楽しめます。
まとめ
公園遊びに少しの工夫を加えることで、いつもの遊びがより特別な時間へと変わります。自然の中で身体を動かし、五感を刺激することで、お子さまは多くの発見や喜びを感じるでしょう。手作りのおもちゃや身近な自然素材を使った遊びは、想像力や創造性を育むだけでなく、親子での貴重な時間を共有する機会にもなります。
この秋、ぜひお子さまと一緒に新しい遊びに挑戦し、楽しい思い出をたくさん作ってください!
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この記事を書いた人
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- 遠藤智菜美
- 2016年3年横浜国立大学経済学部卒業後、8年間営業として一般企業に勤務しました。「保育に携わりたい」という兼ねてからの想いを叶えるため、現在は保育士試験の勉強をしながらベビーシッターとして勤務をしています。地元山形県で活躍する人のインタビュー記事を作成するなど、webライターとしても活動しています。