研修講師が教える「ナニーのお仕事」とは
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子どもが好き。育児の経験を誰かの役に立てたい。自分のペースで働きたい。
そんな思いから、ナニー(ベビーシッター)を目指す方が増えています。
「ナニー」と聞くと、特別な資格やスキルが必要だと思われるかもしれません。もちろん、専門的な知識や経験は大きな力になりますが、ポピンズファミリーケアのナニーは、何より「子どもが好き」という気持ちを大切にしています。はじめは誰でも初心者。子育ての経験を活かして働きたい方や、これから保育の道に進みたいと考えている方にとって、ナニーのお仕事はとても魅力的な選択肢です。
今回は、ナニーのお仕事の進め方を具体的にご紹介しながら、実際の働き方ややりがいをお伝えしていきます。
contents
スケジュール登録 〜まずは「働ける日」を伝えることから〜
ポピンズのナニーは、自分の都合に合わせて働く日を決めることができます。
まず行うのは、ポピンズナニーサービスの専用システムに「NG日」(働けない日)を入力する作業です。登録はとても簡単で、スマートフォンやパソコンからいつでも変更できます。
このカレンダーをもとに、システムが自動でお仕事を紹介してくれるので、無理のない範囲でナニーとしての活動をスタートできます。
オーダー確認 〜「どんなご家庭かな?」をチェック〜
システムやメールでお仕事の打診が来たら、内容を確認します。
日時や場所、対象となるお子様の年齢やお世話の内容が記載されています。詳細を見て「このお仕事なら大丈夫」と思ったら、ボタンひとつで受託完了です。
ほかにも、掲示板に掲載されているお仕事から、自分で立候補することもできます。気になる案件を見つけたら、積極的に立候補しましょう。
事前連絡 〜ご家庭との最初のコミュニケーション〜
お仕事の前日には、必ずご家庭に電話連絡をします。
これは、ご予約の再確認と、安心して当日を迎えていただくための大切なステップです。時間や場所の確認はもちろん、簡単なご挨拶をしておくことで、初対面のご家庭でも安心して迎えていただけます。
訪問 〜清潔感と笑顔でスタート〜

いよいよ当日、ご自宅に伺います。
お迎えから始まるお仕事の場合は、保育園や幼稚園でのお引き取りからスタートします。
到着したら、まずは丁寧にご挨拶し、手洗いや身支度を手早く整えます。大切なお子様を安心してお任せいただくには、第一印象がとても大切。身だしなみを整えて、明るく落ち着いた態度で臨みましょう。
打ち合わせ 〜今日のお子様のご様子をしっかり把握〜
ご挨拶が終わったら、保護者の方と当日の打ち合わせを行います。
お子様の体調やご機嫌、その日の過ごし方について確認することで、安心してお世話をスタートすることができます。
「お昼寝はいつ頃?」「好きな遊びは?」など、ご家庭によってさまざまなルールやご希望があります。丁寧にお話を伺い、信頼関係を築いていきましょう。
お世話 〜大切なのは「安全」と「寄り添い」〜
ナニーのお仕事の中心は、もちろんお子様のお世話です。
室内遊びやお散歩、ミルクや離乳食の介助、おむつ替え、お昼寝のサポート、時には入浴介助や送迎など、内容はご家庭によってさまざまです。大切なのは、「安全を守ること」と「お子様の気持ちに寄り添うこと」。慣れない環境に戸惑うお子様もいらっしゃいますが、あたたかく見守りながら、一緒に楽しい時間を過ごします。
また、保護者様からご希望があれば、学習サポートやご兄弟のお世話も行うことがあります。
ご帰宅・報告 〜一日の終わりにしっかりお伝え〜
保護者様がご帰宅されたら、お子様の様子やお世話の内容を丁寧にご報告します。
「こんな遊びをしました」「お昼寝は1時間ほどでした」など、その日あったことをわかりやすく伝えることで、保護者様も安心されます。
お子様のちょっとした成長や、笑顔で楽しんでいた様子などもお話しできると、とても喜ばれます。
業務報告 〜システムでスムーズに完了〜
お仕事が終わったら、ポピンズのシステムから業務報告を行います。
ご家庭での滞在時間やお世話の内容、気づいたことなどを記録として残すことで、次回のお世話にも活かすことができます。報告のやり方はとてもシンプルで、スマートフォンやパソコンから翌日までに完了します。
おわりに 〜ナニーのお仕事には、いろんなカタチがあります〜

ポピンズのナニーには、個人宅でのお世話だけでなく、公的事業、ナーサリースクールでの保育補助、イベント託児、ホテルでのお世話など、さまざまなお仕事のスタイルがあります。
たとえば、平日は自治体の事業に参加し、週末はイベント保育に入る方もいらっしゃいますし、初めての方は保育補助や複数ナニー体制のイベント託児からスタートするのもおすすめです。
自分のペースで、得意なスタイルを見つけながら働けるのも、ポピンズナニーの魅力のひとつです。お子様の笑顔に癒されながら、自分のライフスタイルも大切にできる。
そんな働き方を目指したい方に、ナニーという選択肢を、心からおすすめします。
ナニーの仕事にご興味をお持ちの方はこちらのページをご覧ください→

この記事を書いた人

- ポピンズはなこ
- 現役のスーパーナニーとして、日々さまざまなお子様とご家庭に寄り添っています。 3人の子どもを育てあげ、子育てがひと段落した頃、「今度は自分の好きなことを仕事にしたい」とナニーの道へ。 より深くお子様と関わるために保育士資格も取得しました。 お子様の笑顔に励まされながら、今日も心をこめてナニーのお仕事に向き合っています。