より良いお世話を目指し、日々学び続けているポピンズナニーの皆さん。新たな知識を得たいとき、課題解決への糸口を模索するとき、あるいは初心に立ち返りたいとき。そんな時に手に取る1冊があります。ナニーさんから推薦されたとっておきの書籍を「Nanny’sバイブル」と名付けてご紹介。
日々のお世話に寄り添い、お子さまへの関わりをより豊かにしてくれる本をご紹介します。
contents
「非認知能力」を育むヒントが満載!『私たちは子どもに何ができるのか』

書籍情報
ポール・タフ『私たちは子どもに何ができるのか』高山真由美訳、英治出版、2018年
本の紹介
「やり抜く力」「好奇心」「自制心」など、学力では測れない「非認知能力」。本書は、それらが子どもの将来に大きく関わることを、最新の研究や教育現場の事例をもとに解説し、「非認知能力は特別な教育ではなく、子どもが安心できる大人との関わりや、日々の小さな積み重ねの中で育まれる」というメッセージを繰り返し伝えています。挑戦を見守り、努力を認め、子どもの気持ちに寄り添うこと。子どもと関わる全ての人の行いが、子どもの「生きる力」を育てる土台になります。毎日の関わりに自信と意味を与えてくれる一冊です。
ナニー’s推薦コメント
0歳から小学校卒業までという、成長において最も重要な12年間ナニーとして伴走してきた経験から、この本を指針としています。乳幼児期の愛着形成から、小学校受験のプレッシャー、そして思春期の入り口までを見守る中で痛感したのは、子どもの未来を支えるのは知識だけではなく「自分は大切にされている」という自己肯定感と、困難を乗り越える「非認知能力」であるということです。目先の課題だけでなく「10年後、20年後のお子さまの幸せのために、今この瞬間に何ができるか」を常に問い続けたい。そうした長期的な視点で一人ひとりのお子さまと向き合う大切さを、この本はいつも教えてくれます。
スーパーナニーのバイブル『発達がわかれば子どもが見える』

書籍情報
田中真介監修・乳幼児保育研究会編著『発達がわかれば子どもが見える―0歳から就学までの目からウロコの保育実践』ぎょうせい、2009年
本の紹介
子どもの発達を月齢・年齢ごとに丁寧に解説し、その時期に大切にしたい関わり方を具体的な事例とともに紹介する一冊。発達の特徴だけでなく、生活習慣や遊び、言葉がけなど、日々の保育にすぐ取り入れられる実践的なヒントが豊富です。ナニーにとって「今、このお子さまに必要なのは何だろう?」という疑問への答えのヒントを与えてくれるのが本書の魅力。子どもの行動を発達のプロセスとして捉えられるようになることで、一人ひとりに寄り添った関わりや、保護者への丁寧なサポートにもつながります。
ナニー’s推薦コメント
発達をしっかり頭に入れておく事がお世話をするには大切だと思います。この遊びがなぜ必要なのか?次へのチャレンジも発達がわかっていれば自信を持ってお声掛け出来ると思います。
お子様の個性は天からのギフト 絵本『かみさまからのおくりもの』

書籍情報
ひぐちみちこ『かみさまからのおくりもの』こぐま社、1984年
本の紹介
お子さまの個性は、生まれた時に神様が授けて下さったかけがえのない“おくりもの”。
赤ちゃんの時にはまだわからないけれど、少しずつ成長して個性が花開いてくる喜びを改めて噛みしめるきっかけとなる絵本です。あとがきによると、元は育児に悩んだ作者が娘のために作った“お母さんの手作り絵本”だったとのこと。温かみのある切り絵は細部まで可愛らしく、お子さまと一緒に開く一冊としてもおすすめです。
ナニー’s推薦コメント
この絵本は赤ちゃんに神さまが様々な個性をプレゼントしてくれる、という内容です。お世話するこのお子さまはどんなことが好きなのかな? どんなことが得意かな? そんなワクワクの気持ちを思い出させてくれます。
お子さまとの時間をさらに豊かなものへ
一冊の本との出合いが、お子さまとのかけがえのない時間をさらに豊かなものにしてくれるかもしれません。これからも、ナニーさんの日々のお世話や学びに寄り添う一冊をご紹介していきます。どうぞお楽しみに。
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この記事を書いた人
- 吉尾 夏紀
- 新聞社(記者職)、広告代理店勤務を経て「もの書き屋 きりんとバオバブ」として独立。 乳幼児3人を育てるシングルマザー。育児における座右の銘は「センス・オブ・ワンダー を探して」。2025年4~9月、国の居宅訪問型保育事業としてポピンズナニーサービスを利用
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